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「レベルE」 冨樫義弘の本気

 2012-05-22
「レベルE」
漫画:冨樫義弘


冨樫先生のやりたい事と好きな事と出来る事を詰め込んで
ミキサーでかき回した結果、のような漫画

全三巻と短めで、かつ不定期という
非常に飽きっぽい冨樫先生には向いていたスタイルで連載されていたため
めちゃめちゃクオリティが高く、冨樫マンガで一番面白いという声もちらちら聴きます
冨樫先生にありがちな
「あー、この人飽きてきたなー」 が
一切見られないのも特徴ですね
例のミミズがのたくったような汚い絵が一切出てきません

冨樫先生は文句なしの天才さんなので
本気を出せばそれはもう物語は面白く、かつ上手な絵を描くのですが
掛け値なしのズボラさんでもあるので、たまに手を抜きたがります
といっても基本的に、物語に関しては妥協は見られないのですが
このレベルEを見てしまうと
HUNTER×HUNTER幽遊白書もストーリー面ですら本気では無かったのでは、と勘繰ってしまいます

天才であるがゆえに、長編が続くとどうしてもそのストーリーに
興味を失ってしまうんじゃないでしょうか

新しくて面白いものを思いついたとしても
それを即座に作品に反映できない、ということが長編作家には多々あると思います
そういったことがもどかしくなって最終的に
アル中の描いた絵みたいなマンガが出来あがっちゃうんじゃないでしょうか

冨樫先生はゲームが本当にお好きなようで
HUNTER×HUNTERでもグリードアイランドというゲームを作中で出していました
その元ネタ、と言えるような設定のゲームがレベルEにも存在します
宇宙の星ひとつをまるまる使い、ゲームのプレイヤーは
そこに飛んで現実世界でRPGゲームのようなことをする、という設定で
レベルがどうとか、魔法がどうとかまんまRPGな用語を使ってます

ゲームばっかやってるくせに何でこんな面白いマンガ書けるんでしょう
天才の描く天才ってものに興味のある方は是非読むべき作品です



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「キルミーベイベー」 誰にでも読めるということの難しさ

 2012-05-21
「キルミーベイベー」
漫画:カヅホ

えー、金髪ツインテールの可愛らしい殺し屋さん、ソーニャちゃんと
一般生徒だけどちょっと頭の方が弱いやすなちゃん
あと、忍者のあぎりさん
この三人が愉快になんやかんやする四コママンガです
アニメ化もしてました

やすなちゃんはなんていうか、頭がよわ可愛いです
ムダに声も大きそうで、何も考えてなさそうなところがグッドです
とっても将来が心配ですね

ソーニャちゃんはクールで可愛いです
鬱陶しく絡んでくるやすなちゃんにツンツンしてるんだけど
なんだかんだでそのノリに乗ってあげてる優しさがかわいいです
いつか力加減を間違ってやすなちゃんを本当にキルしちゃいそうで心配ですね

あぎりさんは神出鬼没可愛いです
心配はいらないですね


基本的に毎回マンガに出てるのはやすなちゃんとソーニャちゃんの二人だけで
あぎりさんはたまにニンジャ的に出てくるのみです
メインキャラは上記した三人だけなので、
やすなちゃんとソーニャちゃんは多分友達がそんなにいないです
それでも二人とも楽しそうなので問題ないでしょう


また、キャラが基本的に二人だけでよくこれだけネタが思いつくというのは
けっこう凄いことだと思います
しかも舞台も学校のみに限られており、かつ一話一話で話を締めているので
続きもののようなカタチもとっていません
二人のポジションが「バカとツッコミ」という王道であるというのは
話を展開させやすい特徴だと言えますが、ネタ被りのリスクもあります
キャラにはそれぞれ特に濃い性格付けはされておらず、家族構成すら不明です

そしてそれゆえ、このマンガのメリットは
読者を選ばないことにあると思います
絵柄がデフォルメされていて可愛らしく
多少萌え系の要素はあるといっても、あざとさは無いですし
イヤな下ネタもなく、誰が読んでも楽しめます
キャラが少ないのでいちいち説明もいらず
続きものの話もしないので、それまでの話をしらなくても
雑誌に載っているものを読んでそれだけで十分というわけです

どこにでもありそうな四コマ漫画でありながら
素直に王道を行き、誰でも読める普遍性を持つという
実は、ネタを考えるのが容易ではない漫画だと言えるでしょう
やすなちゃんはああ見えて、色々な考えの上で生まれたキャラなのかも知れませんね
やすなちゃん自身は何も考えてなさそうに見えるのに……



今ふと思いついたんですけど
ミルキーがママの味なら
キルミーはベイベーの味かも知れませんね何言ってるんでしょうねすいません



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「よつばと!」 極めて優秀な少子化対策マンガ

 2012-05-20
「よつばと!」
漫画:あずまきよひこ

元祖萌え4コマ漫画と言われる「あずまんが大王」を描いたあずまきよひこ先生の作品です
今作ももちろん女の子はたくさん出てきますし、かわいらしいですが
イマドキの萌えとはまた違った雰囲気を醸し出していると言えます
あずまんがもイマドキのあざとい萌えとは明らかに違いますしね

よつばと!は元気で破天荒な5歳の女の子、小岩井よつば
保護者のとーちゃん(実の父親ではない)と二人の周りの人々の日常を
ほのぼのとした視点で秀逸な笑いを交えながら描く癒し系マンガと言えます
この癒しっぷりときたら極上で
パンダとアルパカとコアラとウサギを足して二乗したんじゃないかってくらい癒されます
また、よつばの子供らしい疑問や破天荒さ、無鉄砲さがとてもリアルでほっこりさせられます
まあ実際リアルでやられたらイラっとするような事も結構してるんですけど
そこはマンガということで、マイルドな表現やデフォルメした絵柄によって全然許せちゃいます
本気でマンガにキレちゃうほど現実とフィクションの違いが区別できてない人なんてそんな居ないでしょうし


ちなみにこのマンガの登場人物は全て、いい人で構成されており
近所づきあいがうまくいき過ぎてて羨ましいです
隣の子供が勝手にうちに来て冷蔵庫あけたりしても
全然気にしない家族なんてどうかしてる

子供は全員すなおでいい子だしー
大人は皆物知りでやさしいしー
とーちゃんは翻訳家でわりと時間に融通が効いてて
子供の遊びにしっかり付き合ってやってるし
ジャンボなんてどんだけいい父親キャラなんだってくらいパパやってます
自分は結婚もしてないのに、
よその子供をキャンプ連れてって星座見に連れてってとか有り得ねえよ

ただ、とーちゃんの後輩であるやんだは違うんですね
物知りで優しくもないしオトナでも無い
かといって素直でもなくて子供でもない まあいいヤツなんですけど
そんな、やんだとよつばのじゃれ合いは毎回見てて楽しいです
自分もついつい読んでいるうちに顔がにやけていることがあります

よつばと!をみんなもっと読んだら
少子化なんてなくなっちゃうんじゃないかなー
ほんとに眠れる父性がギンギンになるマンガですよ!
まあ、これ読んで息子をギンギンにしちゃダメですけどね!
いくらなんでもこのオチは酷い



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